同人短編を書くときの個人的な手順。すごく長い。 [がんばって書いたやつ]
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夏川と由起谷編
親戚の犬を一日だけ預かることになった夏川。
複数の小型犬に手を焼き、由起谷に応援を頼むことに。
夕方の公園(夏、日が長い設定ならどうにか)で子どもたちがわらわらしている。
遅いから帰ったほうがいいんじゃないかと彼らに話しかけると、○○がなくなったんだ、という話を聞かされる。
公園は子どもたちによる視線の密室になっていた(2つの入口どちらにも子どもがいた)
持ち物チェックをしたが誰も持っていない。
どこに消えたのか? 夏由起がんばって推理。
カラスが咥えて木の上へ。
⇒犬が吠えている理由に最初気付かなかったが(うるさいなーとか思ってた)、実は泥棒カラスに吠えていた。
犬が近づくと、○○を木の上においたままカラス飛び立つ。
夏川の木登にて解決。
表現ポイント
夏由起のツーカー仲良しっぷり、会話を穏やかにテンポよく
女児にもモテる由起谷
男児の尊敬を集める夏川
こどもけいさつ的なかわいさ
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ユーリと沖津編
外務省のお偉方との密談に、ユーリを連れて行った沖津。
「見せ物にして悪かった」と沖津、飲み直そうと持ちかける。
初めて誘われて意外で戸惑うユーリ。周囲を見渡し、チェーンの居酒屋の名前をあげる。
そんなところでいいのか、と沖津も驚くが、ものすごくたくさんあるが一度も入ったことがない、とユーリ。
4人がけが仕切りでしきられてて、注文端末の有るタイプのチェーン居酒屋に。
ものっすごい浮いてる。
指名手配犯を発見。
穏便に捕まえようと画策する沖津。頭いいことする。
(乱暴に捕まえるならユーリ一瞬だから)
(店には一般人多い。拳銃所持の可能性がある犯人)
画策沖津、ふむふむユーリ。
全員緊急逮捕するか? →二兎を追う者は一兎をも得ずと沖津。女も一緒だと人質に使われるおそれがある。
女をどかして、犯人を確保する。
(だがメールで捜査班を呼んで、女も確保)
ボックス席の奥に犯人、隣に男、手前に女性ふたり、四人連れ。
男がトイレに立った間にそこにユーリが割り込む。
女性に声をかけて沖津がどかす。
逃げられないと説得してお縄。
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緑と柴田編
ビックサイトの展示会にやってきた緑と柴田。
収穫がないから早く帰ろうという緑と、顔つなぎも大事だという柴田。
昼食をとっていると、就活セミナー参加者の若者がまわりにいる。
色々考えつつ見守っていると、喧嘩が。
緑の背中を押して首を突っ込む柴田。
就活生Aの持っていた携帯端末を、Bがぶつかって壊したらしい。
柴田が直すと言い出す。(海外製の粗悪なタブレット、接触不良でトラブルが多い、なおしたことあるからいけるかも、と)
Aは最初喜ぶが、二人が警察官と知って動揺。
柴田は空気を読まない(ふり)で、そのまま直す。
中には覚せい剤のやりとりと思われるメールが。
任意同行を求める緑。逃亡すると自首するよりも就活に不利である。自分は見逃すつもりはまったくない。どんな思想であれ、犯罪を犯して平然としているような人間は許されない。
110番して地元警察に引き渡して終了。
疲れた主任、いたわる柴田。警察官みたいでしたよ、とすがそがの時みたいに。
柴田のペラペラ有能っぷりを。
緑あんまり活躍しないので、最後犯人の説得をしっかりするところを。(若くして犯罪に手を染めるところにラードナー警部のこととか考えたりするとよい)
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◆ラーメンとオムライスと余った定食
◆緑と小野寺の場合
※小野寺の口調をくどくする。緑の嫌悪感もしっかり。
※あまり美味しく書きすぎない事。小野寺はあまりいいと思ってはいないし、緑にいたっては後悔している。忘れるな。美味しさは描写しない。プラスチックな社食っぷりをきちんと。
宮近と城木と打合せに来た小野寺。
急遽外出していた宮近と城木のせいで、打合せがのびてぶつくさ言う小野寺。
「わざわざ来るほどの内容だったか?」と不審な宮近と城木。
だが小野寺の目的は食堂だった。
食事の時間がばらけがちな技術班のために、15時まで一部営業している新木場庁舎の食堂、ぎりぎり間に合う。
ラーメンと、残りのある定食のみ。オムライスなどは終わっている。
ラーメンと定食を両方注文しつつ、食堂にけちをつけまくる小野寺。
たまたま居合わせたのは鈴石主任のみ。ラーメンを食べているが、ラーメンを選んだことをすでに後悔している状態。
「君もラーメンか。ラーメンはまぁ普通かな。「食堂」と名のつくところのラーメンに期待できる部分は少ない。チャーシューがまともで麺とスープがまずくなければ、及第点と言ってもいいだろうね」
「そうですか」
「ネギが白髪ネギなのはプラスかな。輪切りも悪くはないけど、スープも麺も絡みやすい形状にネギの辛味がきいてるのは好みだ」
「そうですか」
「定食は……まぁボリューム重視ならこんなもんかな。味付けはちょっとジャンク寄りで僕好みじゃないけど、肉体派の捜査員はこういうの好きなんでしょ。若い人も多いみたいだしね、ここ。違うか。年寄りがいないんだな。何が基準なのかさっぱりわからないが、生え抜きエリートの選抜チームだろうから」
むっとする鈴石。気づかないふりを装うわざとの小野寺。
一番人気をきかれ、皆が確かオムライスと言っていた気がするので「オムライス」と答える主任。
「本庁と比べるのは、まぁ規模に差がありすぎるしね。そもそもの土俵が違うから、意味がない。ただ、そうは言っても官公庁、本庁だってレストラン並とは決して言えない部分も多いんだよ」
「そうですか」の緑
「オムライス、今回は食べられなかったけど……また来るほどのものかどうか疑問だね。そもそも僕はケチャップかデミグラスソースかで言ったら、ケチャップ派なんだ。ここのは多分、ハヤシライスとソースは共通だろ?」
「どちらも食べたことがないのでわかりません」
「ないの? 何食べてるの? 普段どうやって食事とってるの?」
余計なお世話だと思う鈴石。
「こういうことを言うと最近はセクハラ扱いされるけど、警察官として身体は資本なわけだから。体力を維持できる程度には、食べて身にしたほうがいいと思うよ」
小野寺の体躯を少々の嫌悪感をにじませつつ見る鈴石。
「男性はさ、ほら、貫禄をつけるためにも体格は良くしたほうがいい面もあるから」
ふてぶてしい小野寺。
しゃべりながら、ラーメンも定食も完食。ぶつぶつ言いながら去っていく。
緑と、残されたのはのびたラーメン。
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◆缶飲料……飲料?
◆柴田と姿
※柴田と姿のダラダラした会話。柴田は天然でダラダラ、姿は柴田にあわせてるのでダラダラ、みたいな差がかけたら……むりかな……
ミラーリングを使う姿、みたいな。
※口調とテンポに注意。表情の描写をはさむなどして、私の中の彼ら口調に違和感を感じさせないようにすること。手や指の動きの描写も。ろくろ。
※目をキラキラさせる柴田と、楽しい世間話をする姿。双方ともマウンティングにならないように。姿に、柴田を認めているとわかるセリフを言わせる「そこはあんたのほうが詳しいだろうが」的な。
人間・龍機兵用兵器開発を趣味で行う柴田と、アドバイザー兼実験台の姿
缶コーヒーをはじめ、缶飲料もりだくさんの話をメインに。
それぞれ缶飲料の話をする。姿は珈琲、柴田は甘いグロい系など。
おまけ集めちゃう話とか。
おでん缶もありますよ、の柴田。
何かすごく嫌な缶、開ける勇気がないと柴田。せっかくだからこの機会にと姿。
どうしよう。ユーリの方に姿出てるから、こっちにもユーリを出すか。いっそライザか。もう一人ツッコミとして入れたい……。
コーンスープ、ミネストローネ、ボルシチ、トマトリゾット、カレー
おしるこ、プリン、カントリーマアム、ヨーグレット、チョコボール
オデン、スープパスタ、ラーメン、うどん、焼き鳥
コーヒースカッシュ←これだ
スパーキング珈琲の話から、飲んでみますか、の流れで。
「交代だ」と呼びに来たライザかユーリのどっちかが飲まされることに。
ライザ→無表情ながらも何か不穏な空気
ユーリ→むせる。しかし真面目に食レポをしようとする
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◆豚の生姜焼弁当、焼肉弁当、フライ盛り合わせ弁当
◆部長と夏由起
※池袋のあのお弁当屋さんを念頭に置き、ボリューム重視で美味しいお弁当っぽく描写。食堂のお弁当なのでできたてを詰めたやつ。車に乗って移動に出たり、打合せをしながら食べたりが多い捜査員が買うことが多いのでがっつり。
※鈴石小野寺組と同じ社食で作成されているが、食べる側が夏由起だと美味しそうに感じるというのが伝わるように。
※部長を見守る夏由起の緊迫感を無駄に高くする。失敗したか!?というセルフツッコミを多めに、謎解き熱血風に。夏由起両方視点を混ぜてシンクロさせる。
昼食をとりながら報告をきくことにする部長。
食堂で販売している弁当から適当に3つ買ってくる夏川。
焼肉弁当、フライ盛り合わせ弁当、豚の生姜焼き弁当。
「ひとつで足りるのか」と沖津。
部長がどれを選ぶか、無意味な緊迫感をもって見守る夏由起。
普段の癖で、ボリュームのあるものを選んできてしまった夏川は、やばかったかなとちょっと後悔するが、沖津は気にしていない様子。
しばらく食べていないから、と生姜焼きを選ぶ沖津。
夏川が焼肉、由起谷がフライを取る。
キライな食物の話へ。(夏川がしいたけをちょっと嫌そうに食べた流れで)
「私もこの弁当の中に、苦手なものがあるよ。気付かず選んでしまった。食べられないほどではないから、問題ないがね」の沖津。
「脱線したな、続きを聞こう」とそのまま表情を変えずに、残りをたいらげる。
豚肉、玉ねぎはないだろう。キャベツも。もしそうなら選ばないはずだ。
となると付け合せの柴漬け、キャラブキの佃煮、ポテトサラダ、プチトマト。
柴漬けは紫葉に漬かっているかどうかもあやしいからそれか。
表情が変わらなくて全然わかんない夏由起、さらに無駄に緊迫感が高まる。
結局何が苦手なものだったのかわからない。
キレイにたいらげられた弁当箱を、ビニール袋に入れて片付ける夏川。
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